何色を選ぶ?色の豆知識①《姫路市周辺にお住まいの方へ》

姫路市・たつの市・高砂市・相生市

加古川市・神崎郡(福崎町・市川町・神河町)

揖保郡(太子町)にお住まいの皆様、こんにちは!

きぬやスタッフです!🐣

 

梅雨明けが近づき、いよいよ夏本番ですね。

今やマスクは必須アイテムですが、

日焼けでマスクの型がいくのは

避けたいところですね😅

冷房の管理や、水分をしっかり取って、

熱中症には十分お気をつけください🥤

 

 

さて、振袖を選ぶ時、皆様はどこに重点を置かれますか?

個人個人で、模様、色、イメージ、値段など・・・

様々だと思います。

 

その中で2回に渡り、についてご紹介します!

色の日本古来の語源や意味

与える印象について知っていただき、

より振袖を楽しく着ていただければと思います。

 

振袖には様々な色が使われていますが、今回は

パッと見て一番大きい面積を占める色について

カタログ『Kiwamiとともに

見ていきたいと思います!

 

今回ご紹介する色は、の4色です!

 

 

太陽の赤

 

振袖の色として最も親しまれている色といえば『』!

着る人を可愛らしく華やかに彩る色です

『赤(あか)』の語源は、『明るい(あかるい)』、『明ける(あける)

という言葉から来ているといわれています。

反対に、『黒(くろ)』は『暗い(くらい)』から来ています

 

赤は、昔の人々にとって、農業に必要な光をもたらす太陽🌞

夜の漆黒を照らし安らぎを与えた火🔥

そして命の根源となるのように、

なくてはならないものの色で、

最初に関心を寄せた色とされています。

 

また衣服や、化粧に愛用された赤色は

魔除けや厄除けの意味を持ち、今なお

その意味が受け継がれています。👄

 

可愛らしい印象を与えられるので、

赤は毎年人気の色となっています😍

 

 

 

『清らかな白』

白に対しては、純粋、清潔、神聖といったイメージを

お持ちではないでしょうか?

『白(しろ)』の語源は、『顕し、著し、(しるし)』です

これは、はっきりとした様を表しています。

白黒つけるという言葉もありますね

 

ちなみに、結婚式をする際に

和装の代表格として着るものといえば

白無垢ですよね

この『白』には、『純潔』や

『嫁いだ家の家風に染まる』という

意味が込められています

また、神様に仕える人の衣裳が白だったことから

邪気を払う役割も持っています

 

振袖も未婚女性の第一礼装として着ることができ、

成人式だけでなく、親戚の結婚式にも着れるので、

気に入ったものがあったり、

何度も着られる方は、

振袖購入がオススメです😊

 

白は優しく、ふわふわした印象を与えられるのと、

模様の色が綺麗に見えます

 

 

元気な黄色

活発な印象を与える『黄(き)』は、

金(きん)』や、草木染の『木(き)』を語源とする説があります。

黄色が光を浴びると金色となり、

富と権力の象徴としても表されます。

黄色は、太陽や光をイメージさせるので

着ると心も明るくなります!

ちなみに、黄色味の強い顔色の方が

黄色をまとうと、光の反射で

ますます黄色味をおびてしまいます。

 

他の色味も同様なので、

自分の顔色に合わせて色を選ばれると、

さらに写真写りがより綺麗になります!

 

 

落ち着いた緑

私たちの周りには、緑の自然があふれていますよね

しかし、ほとんどの草木は染める染料が得られず、

天然の緑色は稀なんです!

なので緑色は、黄色系の染料と藍(青色系)を合わせることで

色が出されていたのです。

調合の割合で様々な色調が出されるので

現在でも情緒的な色目として用いられています。

黄緑になると、また違った魅力で、

活発な雰囲気も出すことができます。

 

 

 

平安時代には、十二単というものが着られていました。

平安貴族たちは、一色で染めた着物の色を重ね、

その組み合わせを楽しんだり、

季節感を表したりしていました。

 

現在は振袖も、形式が緩くなり、

皆様それぞれの感性や好みで、

色の組み合わせを楽しむことができます。

 

振袖自体の色はもちろん、合わせる帯、刺繍衿、重ね襟、

帯締め、帯揚げ、袖の間から見える長襦袢、さらに

髪飾りや草履、バッグなど、

色を選べるものはたくさんあり、

コーディネートは無限大となっています。

また、正解もないので、楽しく

色合わせをしていただけると思います。🐿

 

きぬやでは、皆様の納得のいくコーディネートを

ご提案させていただきます。

ぜひ一度お越しいただき、

ご自身が好きな色をご覧になったり、

似合う色と出会ってみてください!

 

そして、実際に振袖を身にまとうことで

色に込められた意味や、日本人の感性を

感じていただければと思います。🌺

 

次回は、黒についてご紹介したいと思います。

ご覧いただきありがとうございました!

 

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