きものＴＰＯをもっと身近に！≪姫路市周辺にお住まいの方へ≫
兵庫県 姫路市、たつの市、高砂市、相生市、加古川市、
神崎郡（神崎町・市川町・神河町）、揖保郡（太子町）で
成人式を迎えられるお嬢様・ご家族様
こんにちは！
きぬやスタッフです！
9月に入っても
日中はまだまだ暑いですが
夜少し涼しかったり
ツクツクボウシや鈴虫が鳴いていたり
秋の気配が感じられるように
なりましたね！
秋といえば読書の秋♪
最近購入したこちらを
ご紹介します！
写真家 須藤絢乃さんの
アートマガジン「薄荷」vol.1
限定販売でしか手に入らないこちら、
私は創刊号、vol.0から
購読しています！
おすすめしている割に
普通には買えないのが
申し訳ないですが・・・
京都の着物ブランドeninaru の
デザイナー森真琴さんと
写真家 須藤絢乃さんによる
幻想的な写真作品たち。
表紙は
インクジェットプリントにて
染色された曼殊沙華の振袖です。
写真ももちろん素敵でしたが、
武庫川女子大学附属
総合ミュージアム
助教・学芸員 樋口 温子さんと
eninaru森さんの対談で
興味深い内容がたくさんありました。
戦後の復興と共に
着物は大量生産されるようになり、
その後バブルの背景もあり
庶民が今まで手の届かなかった
高級な訪問着や留袖を
手に入れることができるようになった
ということ。
そのために必要だったのが
「マニュアル」です。
留袖にはこの小物を。
訪問着はこういう時に着る。
この季節にはこの着物を。
１つ１つ決まりが出来たことで
庶民もそれに従って
安心して着物を楽しむことが
出来たのでしょう。
そしてこの「マニュアル」が
現代にも受け継がれ
きものが難しいと感じる
原因になっているのではないでしょうか。
実際私も就職するまでは
全くきものの知識がなかったので
正直かなり難しく感じました。
そしてよく耳にする
「きもの警察」
わからないなりに
ドキドキしながら着てみた着物を
頭ごなしに批判されてしまうと
自分はもう着てはいけないんじゃないか
と思ってしまいますよね。
もっと幅広い層の方が
自分なりに着物を楽しめる
世の中になればいいのに！
そう漠然と考えていましたが
本誌にていろんな意見を知ると
言葉にできなかった想いが
具現化されるようで楽しい感覚でした。
中でもわかりやすかったのが
きもののＴＰＯを
洋服に例えるということ。
紹介されていたのは一例で
「紬の着物で結婚式に行くのは
ジーンズで行くのと同じ」
ということ。
着物の知識がない人でも
結婚式にジーンズはおかしい
ということはわかりますよね。
着物の知識がある人は
「結婚式にジーンズはおかしい」
と同じ感覚で
「結婚式に紬はおかしい」
と思ってしまうので、
教えてあげたくなる気持ちも
わかりますよね。
言い方は大事ですが
こう考えるときもの警察とも
分かり合える気がします！
こんな感じで
私もいくつか考えてみました！
「冬の着物に絽の襟
・帯揚げを合わせるのは、
もこもこニットワンピースに
クリア素材のベルトを締めるのと同じ」
冬なのに夏らしい小物を合わせるのは
ちょっとおかしいですよね。
ファッションとして
あえてそうしているなら
いいかもしれませんが・・・
知っていてあえてそうするのと
知らないのとでは
かなりの差がありますよね。
「京都に遊びに行くのに
振袖を着ていくのは
ロングドレスを着ていくのと同じ」
せっかくの京都だから
お気に入りの振袖を着ていきたい！
という気持ちはわかりますが、
電車やバスに乗ったり歩いたりするのに
豪華なロングドレスを着ていては、
動き辛かったり
汚さないか心配ですよね。
友達にも気を遣わせてしまうかも・・・
こうやって身近なものに例えると
難しく感じた着物のルールも
わかりやすく感じますよね♪
ファッションとして着崩すにも
ある程度の知識は必要。
でも今更人には聞き辛い・・・
そんな皆様と同じ目線で
きもの文化をお伝えできるように
日々勉強を頑張りたいと思います！
着物のこと・振袖のことなら
きぬやにお任せください♪
ご来店の際には、
こちらからご予約を
お願いします！
これからも、成人式をお控えの
お嬢様・ご家族様の
知りたい！と思うことを
こちらのブログで
紹介していきます。
お嬢様・ご家族様の
疑問や不安が
少しでも解消されて、
素敵な成人式が
迎えられますように。
ご覧いただき
ありがとうございました。
きぬや姫路本店 access
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（JR姫路駅南口から徒歩10分・
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